トラック買取を利用するときのポイント

物流業界では、最長でも10年間しか同じ車両を使用しません。これは総務省ならびに運輸省で、商用車の使用期限を設けられているからです。輸送トラックの場合、毎日稼働をするのが必須となるため、一般の自家用車と比べると劣化スピードがはやくなります。常に安心・安全な条件下で業務を進めるためには、良好状態の車両を使用した方が良いと言えます。

通常は期限が迫った車両は、スクラップなどの廃棄をなされるでしょう。またはトラック買取サービスを活用することもできますが、ここではその買取サービスについて解説をしていきます。2021年現在、全国各地に約２万1000件のトラック買取サービス会社があります。以前は実店舗を有するスタイルでしたが、2000年以降はインターネット上に公式サイトを設けるところが多くなり、そこで買取受付や見積もりの申込みをすることが可能です。

手放せるトラックの種類は大型から小型までさまざまなものに対応しており、運輸省が定めている使用期限が過ぎたものも対象となっています。この買取を依頼するときのポイントですが、車検を終わらせているもの・走行距離が4万km以下・ブレーキやエンジンに不備がないもののみという条件が用意されているのが一般的です。理由はさらに中古車として販売をなされるためであり、トラックとして再び活用できる条件をクリアしたもののみを買い取っているというわけです。この3ポイントを確認してから買い取り依頼をしましょう。