高く売れる中古車の特徴とは
中古車を高く売るために最も重要なことは、そのクルマに需要があることです。わかりやすく言うと人気があるということです。中古車は新車のようにメーカーの希望価格があるわけではありません。需要が多ければ高くなりますし、需要が低ければ安くなります。
つまり、中古車の価格は需要と供給のバランスで決まるということです。人気があるクルマの代表であるトヨタ・プリウスは、新車の販売台数も多いので、中古車市場に溢れている状況です。そのために供給過多の傾向が見られるのですが、それでも人気が高く、需要も多いために大きく値崩れを起こすことがありません。ただ、供給量が多いのでじっくり探せば、非常にお買い得なプリウスを見つけることもあります。
人気がありながら、供給量が少ないクルマは最も買取価格が期待できます。たとえば、軽自動車のスポーツカーであるホンダ・S660やダイハツ・コペンなどは、年式が古くなっても信じられない価格で取引が行われています。このようなリセールバリューが高いクルマというのは、ある程度を新車を購入する際にわかりますので、多少新車価格が高かったり、値引きがゼロと言われたとしても、売るときにおつりがくるのであまり気にする必要はありません。逆に、値引きが大きく、お買い得感が大きい新車の場合は、中古車の買取価格も安くなるので、このようなクルマを購入した場合は、少しでも長く、できれば乗るつぶすまで使い続けるのが良いでしょう。